|
|
|
人工甘味料の種類:「サッカリン」
|
|
人工甘味料の功罪特集記事 (人工甘味料の歴史) で、大まかに人工甘味料の説明をしましたが、当項目では現在使用されている、個々の人工甘味料の種類について詳しくまとめています。
サッカリンとは、「安息香酸スルファミド」という別名を持つ、トルエンまたは無水フタル酸を原料とする人工甘味料の一つ。砂糖の数百倍の甘みを持つが、高濃度では苦味を感じるため糖類系の甘味料に混合されて使用されることも多い。サッカリン単体では水に溶けず、水酸化ナトリウムで中和して製造され、「サッカリンナトリウム(溶性サッカリン)」として加工食品に用いられる。
サッカリンナトリウムは甘味料として清涼飲料水、冷菓、漬け物、しょうゆなどに使用されているが、日本では食品衛生法により各食品への使用量が制限されており、外装にその旨と使用量が記載されている。用途名併記で、「甘味料(サッカリンNa)」のように表示される。
日本の食品衛生法による使用制限量は、「こうじ漬、酢漬、たくあん漬…【2.0g/kg未満】」、「粉末清涼飲料…【1.5g/kg未満】」、「かす漬、みそ漬、しょうゆ漬の漬物、魚介加工品(魚肉練り製品、つくだ煮、漬物、缶詰または瓶詰食品を除く)…【1.2g/kg未満】」、「海藻加工品、しょう油、つくだ煮、煮豆…【0.50g/kg未満】」、「魚肉練り製品、酢、清涼飲料水、シロップ、ソース、乳飲料、乳酸菌飲料、氷菓…【0.30g/kg未満(5倍以上に希釈して用いる清涼飲料水及び乳酸菌飲料の原料に供する乳酸菌飲料又は発酵乳にあっては1.5g/kg未満、3倍以上に希釈して用いる酢にあっては0.90g/kg未満)】」、「アイスクリーム類、あん類、ジャム、漬物(かす漬、こうじ漬、しょう油漬、酢漬、たくあん漬、みそ漬を除く)、発酵乳(乳酸菌飲料の原料に供する発酵乳を除く)、フラワーペースト類、みそ…【0.20g/kg未満】」、「菓子…【0.10g/kg未満】」、「上記食品以外の食品及び魚介加工品の缶詰又は瓶詰め…【0.20g/kg未満】」、「特殊栄養食品の許可を受けたもの…【許可量】」
食品衛生法で定めているサッカリン使用制限量は日本独自のもので、研究結果を元に設定されているわけでは無く「安全性維持のため」として、念のために日本の食品衛生法で定めているまでである。
現在では様々な実験結果により、「サッカリンは安全な人工甘味料」としてアメリカを初め、世界数十ヶ国以上で認められている。サッカリンは世界で初めて発見された人工甘味料で、その研究結果や実験結果は信頼に値し、事実アメリカでは制限なくサッカリンは使用されている。が、日本の加工商品では上記制限が存在する事や、イメージダウンの懸念から、人工甘味料は「スクラロース」、「アセスルファムK」、「アスパルテーム」などにほぼ取って代わられた。
|
|
| |
|
人工甘味料の功罪特集記事 ~目次~
|
|
人工甘味料の功罪特集記事 (人工甘味料の概要)
人工甘味料の功罪特集記事 (人工甘味料の歴史)
人工甘味料の功罪特集記事 (人工甘味料の功績)
人工甘味料の功罪特集記事 (人工甘味料の罪過:人体への危険性)
人工甘味料の功罪特集記事 (人工甘味料の罪過:カロリー計算能力の混乱)
■人工甘味料の種類
・ サッカリン
・ アスパルテーム
・ チクロ
・ アセスルファムK
|
| |
|
|